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第41回 ウドのバルサミコソース、うなぎの赤ワインソースとリゾット
 今回の料理は,一つのお皿で料理を盛り付ける「ワンプレート」に挑戦してみました。夏バテを解消するためのパワーアップの食材は,冬瓜とうなぎだったのですが,まだ店頭に冬瓜がでまわっていないので独活になりました。独活の成分は糖質,樹脂様物質とタンニンなどの強いアクがありますが、皮をむいて切ってから手早く薄い塩水か酢水につければ抜けます。今回は,生をスライスしてシャキシャキした歯ざわりにバルサミコソースと合わせてみました。結構な味わいでした。残った皮はキンピラにでもしてください。
うなぎはレチノールとよばれるビタミンAが豊富。消化器や呼吸器、目の粘膜を強化するだけでなく、胃腸の病気を予防する働きがあります。 また、頭が良くなるといわれているDHA(ドコサヘキサエン酸)も含まれ,ガンの抑制作用、コレステロール低下作用、抗アレルギー作用などもあるのです。うなぎは国産の白焼きを使ってください。赤ワインソースでからめて、さっぱりした味わいにしました。ミントの香りが部屋中に広がりますが、うなぎとリゾットとの組み合わせの意外性が結構人気があり、あっという間になくなりました。両方とも簡単に作れるので是非作ってみてください。
材料(4人分)
独活               1本
バルサミコ酢          大3
エクストラバージンオイル   大1
醤油               大1
作り方
1,独活は4cmの長さに切り,厚めに皮をむく。半分に切ってから短冊きりにして,すぐに酢水につける。2,3度水を変えてアク
  をぬき,水を切っておく。
2,鍋にバルサミコ酢を入れ半分くらいになるまで弱火で煮込み,醤油を入れ火を止めてからエキストラバージンオイルを入れる。
栓第41回 7/10ノワインリスト
材料(4人分)
うなぎ(白焼き)         2尾
醤油               大3
赤ワイン             大3
ハチミツ             小2
黒胡椒              適宜
米                 1合
コンソメスープ          430cc
玉ねぎ              1/4個
オリーブオイル         大2
にんにく             1かけ
塩・胡椒             適宜
パルメザンチーズ (粉状)   大8
ミント               1束
サニーレタス   
      適宜
作り方
1,うなぎの白焼きは小麦粉をつけて,オリーブオイルで軽く焼き色がつくまで焼く。
2,1)に醤油,赤ワイン,ハチミツ,黒胡椒を入れ,少し炒りつける。
3,2)の1尾はざく切り,残り1尾は4等分する。
4,鍋にオリーブオイルとみじん切りにしたにんにくを入れ弱火にかけ、香りがでできたらみじん切りにした玉ねぎを炒める。
5,4)に米を入れ炒め,米にオイルがなじんだら、温めたコンソメスープを米がかぶるくらい入れ,時々かき混ぜ,スープが足り
  なくなったら足す。米の芯が残るくらいの堅さになるまで繰り返す。
6,5)にパルメザンチーズを加え、塩・胡椒で薄めに味付けする。
7,プレートにサニーレタスを飾り,独活にソースをかけ,5)をセルクルの中に軽くつめ,ざく切りしたうなぎをのせ,セルクルをぬ
  き,その上にミントを飾る。その後ろに4等分したうなぎをおき,上から2)の残ったソースをかける。
ウドのバルサミコソース、うなぎの赤ワインソースとリゾットの画像