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第42回 8/20のワインリスト
 今回の料理は,旬と食材として冬瓜とスルメイカです。後,両方に共通して入っているのがしょうがです。食欲アップに効果,さわやかな辛みと香りが料理を引き締めてくれます。冬瓜は,成分の約96%は水分で,利尿作用があり,消炎効果にも優れて働きの弱った胃腸をいたわります。本来、保存性がよく夏の食材なのに冬までもつことから、冬瓜と呼ばれています。前菜は,夏バテや食あたりに効果的なちょっとした薬膳スープにしました。ごはんを入れて雑炊風にすれば食欲のないときにもおすすめです。クコの実から甘味がでるので最後にしてください。暑い夏にピッタリでおしかったです!
 イカにはアミノ酸の一種であるタウリンがいっぱい含まれていています。タウリンの働きが、肝臓の機能を高めたり、血中のコレステロールを下げ中性脂肪を減少させることから、動脈硬化や糖尿病などの成人病予防に効果を発揮します。また栄養価が高く、脂質や糖質が少なく低カロリーです。胴の部分しか使わないので刺身用でもいいです。イカは,松笠に包丁をすることで味がつきやすく柔らかく食べれます。炒め具合は,花が咲いたように丸くなればOKです。中華風だったので特に男性人には大好評でした。
材料(4人分)
冬瓜(小)    1/2個
乾貝柱      大2個
薄口醤油     小1
酒         大1
塩         小1/2
しょうが汁    小1
クコの実     適宜
作り方
1,乾貝柱を前の日に,水3Cでもどして貝柱をほぐしておく。
2,冬瓜は皮をむいてワタをとり,一口大に切る。
3,2)を一度湯がいてから,1)で透き通るくらいになるまで20分ほど煮込み,薄口・醤油・酒・塩を入れひと煮たちしたら
  しょうが汁を入れる。
4,3)を冷たく冷やしてから器に盛ってからクコの実をのせる。
材料(4人分)
 イカ        2ハイ
 酒         大1
 片栗粉      大2
 しょうが汁    大1
 塩         適宜
 小松菜      1束
 白ネギ      1本
 玉ネギ      1/2個
 しょうが      1片
 ニンニク      1片
 ミツバ       1株
 
 豆板醤         小2
 赤ワイン        90cc
 砂糖          大1
 バルサミコ酢     大1
 醤油          大2
 チキンスープの素  小2
 片栗粉         大1
 水            大2
 サラダ油        大2
 ゴマ油         小2 
作り方
1,イカは内臓ごと足を抜いて水洗いし,1枚に開いて薄皮をむき,松笠に切込みを入れ2cm角に切り,酒・しょうが汁・塩・
  片栗粉で下味をつけておく。
2,小松菜は湯がいて水に取り、水気を絞って3cmの長さに切る。
3,白ネギとにんにくとしょうがはみじん切り、玉ネギは薄切りにする。
4,赤ワイン・砂糖・バルサミコ酢・醤油・チキンスープの素・片栗粉・水を合わせておく。
5,サラダ油大1で中華鍋を馴染ませてから、強火にしてイカをサッと炒め取り出す。
6,サラダ油大1で中華鍋を馴染ませ、中火にしてゴマ油・白ネギ・玉ネギ・しょうが・ニンニクを入れ,香りが立ってきたら豆
  板醤を加え炒め合わせる。
7,豆板醤の香りが立ってきたら4)を加えひと煮立ちさせ,トロミがついてくれば,1)を入れ炒め合わせる。
8,器に2)を敷き,7)を盛り付け,食べすい大きさに切ったミツバを散らす。

第42回 冬瓜と帆立の冷たいスープ、イカのピリ辛炒め